文英堂 合格る確率+場合の数 広瀬和之|レビューと先輩おすすめの使い方

2019年5月30日

合格る確率+場合の数
合格る確率+場合の数

【書籍紹介】図や表で視覚化にこだわり、「原理原則編→典型手法編→入試実戦編→実戦融合問題編→超高難度有名問題編」の5ステップ構成。 初学者から東大理系志望者まで、各自のレベルに応じて必要な部分を選択できます。 「視覚化一覧」や「用語リスト」から記憶の定着を図り、「問題カード」で実戦力を高めることが出来ます。

【平均評価】★★★

【平均難易度】★★(発展)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

【オススメポイント】

・図や表による視覚的表現が多数

・5段感のステップにより自分に適したレベルの問題を選択可能

・巻末に掲載されている視覚化一覧や用語リストによる記憶の定着化

・問題カードを使用しての実践力の強化

 

【使用受験生の受験大学】早稲田大学理工学部、東京理科大学理工学部、中央大学理工学部

 

※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。受験大学は、先輩受験生が主に受験した大学。

 


《先輩受験生の評価》

  《先輩受験生Nさんの評価》 

 

【難易度】

★(基礎)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

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【オススメポイント】

定評のある合格る(うかる)計算の確率版です。これは未修の方から東大受験生まで幅広く使えます。難易度別にページが区切られているので自分の実力に合わせて使用可能です。この本は場合の数、確率、確率漸化式、極限や区分求積法の確率が絡んだ問題が全部で例題100問、類題も例題にほぼ一問ずつ載っています。数列や二項定理がよくわからないという人も基礎事項のまとめページがあるので大丈夫です。この本の解答解説では、確率の問題を解くときのケアレスミスの注意点や、試行錯誤の過程がわかりやすいレイアウトで見開き1ページに収まっており非常にやりやすいです。最終章の超高難度有名問題では、10問程度の難しいテーマ(完全順列、破産の確率、カタラン数など)の解説もあり、これらの解き方を知ることで難関大数学で圧倒的優位に立てるかもしれません。(この辺は曖昧なままにしている人が多い)頻出の条件付き確率なども表や図をかいて"視覚化"することに重点を置いており、数えこぼし、重複なく解ける方法が載っています。また、巻末ふろくとしてついているカードで復習することで定着が速くなるのでおすすめです。

 

【受験大学・学部】

早稲田大学理工学部
東京理科大学理工学部
中央大学理工学部

 

【受験生へのメッセージ】

大量の参考書を買い漁り結局やり込め、実際に入試で役立ったのがこの3冊なので、本当におすすめです。自分に合うかをよく見極めてから使う参考書を決めましょう。