大学への数学 1対1対応の演習/数学Ⅲ 微積分編│レビューと先輩おすすめの使い方

1対1対応の演習/数学3 微積分編 (大学への数学 1対1シリーズ)
1対1対応の演習/数学3 微積分編 (大学への数学 1対1シリーズ)

【書籍紹介】入試問題から基本的あるいは典型的だけど重要な意味を持っていて、得るところが大きいものを精選し、その問題を通して、入試の標準問題を確実に解ける力をつけるための本。例題と演習題が1対1に対応し、学習テーマが着実に身につく。

【平均評価】★★★★

【平均難易度】★★(発展)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

【オススメポイント】

・中堅以上のレベルの大学の受験生に必須な基礎から標準レベルの問題を網羅した問題集

・よく出る問題だけ抜粋された問題集

【使用受験生の受験大学】大阪大学 工学部、大阪府立大学 工学域、慶應義塾大学医学部、東京慈恵会 医科医学部、日本医科大学医学部、熊本大学 医学部、山梨大学 医学部

※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。受験大学は、先輩受験生が主に受験した大学。

 


《先輩受験生の評価》

  《先輩受験生Sさんの評価》 

【難易度】

★(基礎)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

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【オススメポイント】

この問題集は中堅以上のレベルの大学の受験生に必須な基礎から標準レベルの問題を網羅した問題集だと思います。網羅性では群を抜いており、難関大を考えている受験生にとっても難問を解くにあたって基本となる問題が敷き詰められています。ですから、難関レベルの問題に行き詰った受験生にもお勧めできます

【受験大学・学部】

大阪大学 工学部
大阪府立大学 工学域

【受験生へのメッセージ】

どの参考書を使ったかも大事ですが、それ以上に大事なのはどのように使ったのかだと思います。どんなに良い問題集でも中途半端に仕上げてしまっては問題集の良さを活かしきれず、何も身に付きません。
みんながおすすめしている参考書以外のものでも良いものはたくさんあると思うので、自分にとって使いやすそうな参考書を選んでそれを自力で解けるようになるようにしっかり吸収してはじめて本当の実力が付くと思います。
その積み重ねによって絶対にに合格できます。頑張ってください!


《先輩受験生の評価》

  《先輩受験生Nさんの評価》 

【難易度】

★(基礎)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

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【オススメポイント】

一番の良さは無駄がないところ。一通りやってから赤本を見ればわかるが同じような問題ばかりが出ていることに気付く。定番の「チャート式」を挙げられる方もおられるかもしれないが、あんな分厚い問題集をやり始めても、すぐに萎えてしまう。チャートは類似問題を確認するときに使うようとどめ、よく出る問題だけ抜粋されたこの問題集を使おう。また、このシリーズは1,2,3、A,Bがあるが、理系に関しては(私は理系なのでそれを念頭にアドバイスします)Ⅲだけやればいい。特に医学部に関しては強くそれを勧める。全シリーズやってたらこれもまたすぐに萎えてしまう。

【受験大学・学部】

以下すべて医学部です
慶応
東京慈恵会
日本医科
熊本
山梨

【受験生へのメッセージ】

敵の高校名にビビらないほうがいい。自分は馬鹿な高校から医学部を目指し、周りの高校名に戦々恐々としていた。しかし色々な受験情報の媒体からわかったことだが、そのような学校でも平凡な生徒は相応数いるということ。(自分が知っているは、ラサールで4浪久留米医、附設で4浪久留米医、開成で立教など)
あとは完璧主義を捨てること。普段の勉強でその精神は不可欠だけど、実際の試験は6~7割とれば受かることを念頭に置こう。わけのわからない難しい問題が理解できるようになる必要はない。陳腐だけれど、基礎問題を確実にとって、少し応用問題が解ければ十分受かる。