日本史史料問題一問一答 完全版|レビューと先輩おすすめの使い方
【書籍紹介】過去20年分の入試データを分析し、大学入試に出るすべての史料(計245)を収録。そのすべてにルビ・設問・通釈・解説を施した内容は、まさに史料問題集の「完全版」と言えます。
【平均評価】★★★
【平均難易度】★★★★★(超難関
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
・歴史の本当におおまかな流れがつかめる
・早慶大受験者はこの一冊あれば十分
【使用受験生の受験大学】慶應大学商学部(b方式)、慶應大学文学部、早稲田大学商学部、早稲田大学教育学部、上智大学経済学部、上智大学文学部
※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。受験大学は、先輩受験生が主に受験した大学。
《先輩受験生の評価》
《先輩受験生Sさんの評価》
【難易度】
★★★★★(超難関)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
高3の4月ごろに本書を購入し、そのあまりの細かさに最初は「一年間でこの量を覚えられるはずがない」と思い、この本は直前期に基礎意識の肉づけ的な感覚で使おうと思っていました。
しかし夏ごろに予備校の早慶大講習に行ったところ、もともと通っている生徒がとても細かい知識(用語集以上)を身に着けていることがわかり、自分はこの人たちと戦うのだと衝撃を受けて本書を日常的に使うようになりました。
結果言えることですが、早慶大受験者はこの一冊だけでかなり伸びます。
英語が苦手な私はこの一冊でかなり助けられました。
日本史は因果関係が重要だと思っていましたが、過去問を解けば私大はどれだけ語句と細かい年代を覚えているかの勝負であることがいやというほど思い知らされます。
どちらの学校も、☆がないマイナー語句なども普通に出ます。
あくまで私の感想ですが、歴史の本当におおまかな流れさえつかめば後はこれさえやればいいという認識でもいいと思います。
実際私は並行してやっていたz会の100題をやらなくなり本書ばかりやっていましたがそれでも伸びました(勿論100題も素晴らしい教材ですが)。
順位(?)でいうと
高3の4月:校内日本史選択者(理系含む)56/59
基礎~普通問題のテストで20点くらいだった気がします
↓
高3の12月:学部別早大プレ16/91
早慶大志望者には本当におすすめです。
【受験生へのメッセージ】
受験は量より質だといいますが、やはり最低限の勉強時間は必要です。
そして、その勉強時間は自信となって受験の時に自分を支えてくれます。
今まさに勉強しているこの時間が受験の時の自分を鼓舞することにつながるんだと思って勉強するとモチベーションにつながるかもしれません。
やりきった!!といえる1年間になるよう、全力で応援しています。
頑張って!