数研出版 問題タイプ別大学入試センター試験対策問題集化学基礎 2018 |レビューと先輩おすすめの使い方
【書籍紹介】学習しやすいように「問題タイプ別」に編集されており、巻末に4回分の模擬問題を収録。演習問題の項目名の横には標準解答時間、右端にはセンター試験の出題年度を表示。
【平均評価】★★★
【平均難易度】★(基礎)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
・タイプ別に問題を掲載
・知識の確認、計算問題、実験問題、グラフ問題と4系統の問題を掲載
・巻末に4回分の模擬問題を掲載
【使用受験生の受験大学】東京学芸大学 教育学部 E類 、中央大学 商学部、神奈川大学 経済学部
※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。受験大学は、先輩受験生が主に受験した大学。
《先輩受験生の評価》
《先輩受験生Nさんの評価》
【難易度】
★(基礎)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
大学入試、特にセンター試験においては教科書が大切だと、どの先生にも言われましたが、正直教科書を隅々まで読み込むには時間がかかりすぎら上に、文体が硬いために内容も頭に入りにくく効率的ではないと思います。
私の場合は文系国立志望だったので理科基礎に時間をあまり割きたくありませんでした。なかなか使いやすいのがないなぁと思っていた、そんな時に書店で出会ったのがこの問題集です。
センター試験 化学基礎では、問題のタイプが大きく分かれているものの、教科書で対策するのは難しいと思います。そんな悩める受験生の見方がこの本です。 ひと通り教科書を通読してある程度、化学基礎ってこんなものなんだなと分かったらこの本を始めるいい時期だと思います。
化学基礎をゼロから始める場合は、学校で使用する教科書よりも、“鎌田の化学基礎をはじめからていねいに”を1周ないしは2周通読してからこの参考書に入るとスムーズに学習が進むでしょう。 この参考書には 知識の確認 計算問題対策 実験問題対策 グラフ問題対策 模擬問題4回分 が載っており、 非常に使えると思います。 私自身この2つの参考書を使用したことにより、不手際で1問間違えたものの2018年1月14日の本試験で47点を取れました。この点数でもこの参考書を100%有効活用できたとは思いません。ですのでしっかり活用する事で満点を取る確率がかなり上がると思います。近年のセンター試験 化学基礎においては 細かい物質の特徴や身近な物質の特徴を聞かれるようになったように感じますが、この参考書をしっかりやり込んだ上で、模試でできなかった箇所の知識の修正をすれば良いと思います。この参考書のおかげもあってか第一志望の国公立大学に合格できました。センター試験の廃止がすぐそこまで来ているからこそ これから数年の受験生は浪人するわけにはいかないので、だからこそこの参考書で化学基礎満点を目指すのが第一志望大学 合格への近道だと思います。
【受験大学・学部】
東京学芸大学 教育学部 E類
中央大学 商学部
神奈川大学 経済学部
【受験生へのメッセージ】
受験で合格を手にするのに1番必要なものは モチベーションの維持だと思います。 最初のうちはゆっくりでもいい、着実にできる問題を増やしていってください。でもできない問題が出てくるたびにくじけそうになり、もうやだなぁと思うかもしれません、そんな時は第一志望の大学でのキャンパスライフを思い描いてみてください。 大学で何をしたいかが決まっている人は鮮明に描けると思います。 そうしたらきっとまた勉強しようと思えるはずです。 浪人を覚悟の上で 受けるのも良いでしょう。でも大学受験が人生の全てではありません。 受験に何年もかけるなんてもったいないです。 今やれることをやった人だけが合格できるんです。
来年4月に 皆さんが笑顔で大学生になれることを祈ってます。