改訂版 センター試験 地学基礎の点数が面白いほどとれる本 瀬川聡|レビューと先輩おすすめの使い方
【書籍紹介】
過去の出題傾向を徹底分析し、文系受験生でも高得点を目指すことができる対策本として進化させました。
センター試験では、問題文や選択肢で正解を導き出すための手がかりとなる地学用語をきちんと覚えておく必要があります。そして、これら複数の知識を組み合わせた複合問題、問題文の意図から図やグラフで正解を選ぶ応用力が試される問題なども出題されます。
そこで、本書では、これらに対処できるように関連する知識や現象のメカニズムにいたるまで、きちんと理解できるようにていねいでわかりやすい解説になっております。
【平均評価】★★★
【平均難易度】★★(発展)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
実戦力を身につけるために良質な過去問を多く厳選し、解答解説が充実していますので、より効果的にセンター対策ができます。
【使用受験生の受験大学】
名古屋大学文学部
明治大学文学部
※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。受験大学は、先輩受験生が主に受験した大学。
《先輩受験生の評価》
《先輩受験生Hさんの評価》
【難易度】
★★(発展)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
私は文系だったので、理科系科目は生物基礎や地学基礎、そしてそれらはセンター試験でしか使わないという状況でした。
基礎科目で、点数も50点しかないということもあり、自然と理科基礎よりも国数英や、二次試験で必要になる科目を中心に勉強するようになりました。しかし、基礎とはいっても地学は地学。中途半端な知識では太刀打ちできないのがセンター試験です。過去問や模試などで点数が伸び悩んでいたころ、先輩に薦められたのがこの参考書でした。
私が地学に力を入れていないのを知っていた先輩は、たった1点の差で自分の位置が大きく変わるセンター試験で50点しかないという認識は危ない、50点もあると考えるべきだと、自身の体験談も踏まえ、紹介してくれました。
実際、要点は目に見えてわかりやすく、過去問や模試で間違えた部分の重要性も、図や表でしっかり説明されていました。単元ごとにチェック問題があるので、そこで知識の確認を都度行えるのも魅力です。
読み込んだ時間に実力が比例する参考書だと感じました。参考書にも向き不向きがあるので、全員におすすめとは言えません
が、もし、地学で伸び悩んでいる方、地学基礎は何を勉強すればいいのかわからないという方がいらっしゃったら、一度手にとってみることを強くおすすめします。
【受験大学・学部】
名古屋大学文学部
明治大学文学部
【受験生へのメッセージ】
自分に合った勉強法を見つけるには、色々な勉強法を試すことと同様に、自分に合った参考書も多くの参考書に触れてみないことには分かりません。
しっかり自分の目で見て、「あ、これならできそうだ。」「この参考書は楽しそう!」と思うものを選んでください。
それらはあなたを支える強靭な土台となります。
皆様の第一志望合格を心より願っています。