完全理系専用 英語長文スペクトル 関正夫・岡崎修平|レビューと先輩おすすめの使い方

2019年5月30日

完全理系専用 英語長文スペクトル (大学受験)
完全理系専用 英語長文スペクトル (大学受験)

【書籍紹介】理工系の大学入試問題の長文テーマ幅広く、それらを時間内に読みこなし正解を得るにはある程度の知識が必要です。
また文系とは違った単語の意味、頻出の単語や表現などを知らないと得点源にすることはできません。
しかし、知らない単語が問題にあっても、理系の思考力があれば類推して正解を得ることが可能です。
そんな理系ならではのアプローチも掲載されています。

【平均評価】★★★

【平均難易度】★★★★(難関)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

【オススメポイント】

・理系に特化した内容

・知らない単語が含まれていても思考力から類推して読み解くアプローチの掲載

・京大東工大レベルにも対応

・理系専用の英単語の意味も掲載

・英文内容に関連した背景知識の掲載

 

【使用受験生の受験大学】早稲田大学理工学部、東京理科大学理工学部、中央大学理工学部

 

※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。受験大学は、先輩受験生が主に受験した大学。

 


《先輩受験生の評価》

 《先輩受験生Nさんの評価》 

【難易度】

★★★★(難関)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

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【オススメポイント】

この本は去年発売されたばかりですがタイトルに惹かれ購入し、全部解いてみた利点をお伝えします。まず、この本で扱われている英文は生物やロボットなど理系の内容しかないので、志望校の過去問で長文の傾向をみて、理系の内容ばかりであればこれはかなり役に立ちます。この本には16長文ほどあり、最後の方になるにつれ難易度が上がります(京大や東工大レベル)。オススメの使い方は、まず別冊子で問題をしっかり解ききる→解説を読み、自分の間違いを細かく記録し復習→スマホで音声が聞けるのでシャドーイングなどに活用の繰り返しです。解説には普通の長文問題集と違い、理系専用の英単語の意味(例 spongeスポンジの意味:海綿動物 など単語帳であまり見かけないが理系英文で重要な意味)がものすごく載ってます。さらにコラムとして英文内容に関連した背景知識のコーナーもあり、それが入試で同じテーマが出たときに猛威を振るいます。僕も入試で実際にそれが起こった時には驚愕でした。これから人気の参考書になると思います。是非書いましょう。

 

【受験大学・学部】

早稲田大学理工学部
東京理科大学理工学部
中央大学理工学部

 

【受験生へのメッセージ】

大量の参考書を買い漁り結局やり込め、実際に入試で役立ったのがこの3冊なので、本当におすすめです。自分に合うかをよく見極めてから使う参考書を決めましょう。