学研 きめる!センター世界史 佐藤幸夫|レビューと先輩おすすめの使い方

2019年5月30日

きめる!センター世界史【新旧両課程対応版】

【書籍紹介】

シリーズ累計300万部!代ゼミの超人気講師・佐藤幸夫先生のわかりやすい解説が読める、センター世界史の参考書。オールカラーの紙面、試験直前まで使える別冊、さらにPC・スマホ対応の「アプリ」もついた充実の1冊。

【平均評価】★★★

【平均難易度】★(基礎)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

【オススメポイント】

・流れを掴むことが目的で作られているので、初学者でもわかりやすい
・3コマ漫画的なのが適所採用されていて面白い、飽きない
・会話調なので眠くならない
・ページが少ないため繰り返しやすい。

 

※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。


《先輩受験生の評価》

 《先輩受験生Tさんの評価》 

 

【難易度】
★(基礎)

※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価

【オススメポイント】
代ゼミの佐藤幸夫先生が授業中おっしゃっていたので購入しました。世界史が苦手で今までに何冊も参考書を買ってきましたが、この参考書が断トツで分かりやすいです。何回も繰り返して読むことで頭に残る参考書だと思います。私はこの参考書のお陰で、初めてのマーク模試からセンター本番の点数が40点ほどアップしました。
私は、各章ごとにカッターでばらばらに切って持ち歩き、移動時間や休み時間に読んでいました。
世界史はセンターのみで、2次試験は数学を使うため世界史はいらない受験生用、といった知識量なので要点を絞った最低限レベルの内容しか書いてありません。深入りしすぎず、なおかつおもしろい所が私にぴったりでした。
1年生の頃にこの参考書に出会っていればよかった、佐藤先生恐るべし、と思わされる参考書です!

 

【受験生へのメッセージ】

私は、結果的には、国公立後期まで受験して結局落ちてしまって私立に行くことになってしまいました。
私の周囲の国公立志望の友達は、前期の試験日が終わった瞬間、中・後期は出願したにも関わらずメンタルが持たないからと、受験しに行かないことを決めた人、センター後に私文にすると決めて国公立を諦めた人がいました。(その人達を非難している訳ではなく、その環境の中、自分を保って勉強し続けるのは辛かったという話です!)
前期の合格発表の日まで、みんなが卒業式で浮かれたり遊んだりしてる中で、中期や後期の勉強をしたり、前期不合格のショックの中で後期の受験日まで勉強を頑張る、ということは決して楽しいことじゃありませんでした。
私立で受かってる所何校かあったし、もうそこでいいや、って思う時もありました。本当に辛かったし、ストレスで胃が縮んで食後に毎回吐き気がする生活が何か月も続いた、そんな辛い毎日でした。

でも、結果として国公立は落ちてしまったものの、中期後期をやらずじまいで終わらず、最後までやり抜いた上での結果ということで、不合格の悔しい思いはあるものの、後悔はしていません。
そんな経験をしてきた私だからこそ後輩の皆さんに言えることがあります。それは、後から振り返って後悔をしたくなのなら、出願した大学はすべて受けにいくべきということです。受けておけば受かる可能性があります。受験しないことには複数の大学から行きたい所を選ぶという権利が得られません。
前期が終わってから気が抜けてメンタルが持たないという気持ちも分かりますが、それは甘えだと思うし、今ここでやりきらなければ、浪人や編入などしない限り大学受験は1度しかやってこないのです。
〝自分〟のために、受験生生活を頑張って乗り越えて下さい!