福間の無機化学の講義|レビューと先輩おすすめの使い方


【書籍紹介】入試突破のために必要な知識が、丸暗記では考えられないほど、しっかり定着するように工夫されています。化学反応のポイントを理解することによって、大学入試で必要な無機化学の膨大な量の暗記を最小限ですむように解決しました。本書の中でも、とくに再確認しておきたい大切な事項をまとめた「別冊まとめ」があります。
【平均評価】★★★
【平均難易度】★★(発展)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
・必要な知識が定着するよう工夫されている
・化学反応のポイントを理解することで暗記量を最小限に抑えられる
・丸暗記にならず理由を交え解説がされている
・大切な事項をまとめた「別冊まとめ」がついてくる
【使用受験生の受験大学】早稲田大学人間科学部、上智大学理工学部、明治大学総合数理学部、学習院大学理学部、青山学院大学理工学部、法政大学デザイン工学部、法政大学理工学部、東洋大学理工学部
※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。受験大学は、先輩受験生が主に受験した大学。
《先輩受験生の評価》
《先輩受験生Nさんの評価》
【難易度】
★★(発展)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
この本はいままで暗記と教わってきた無機化学を、暗記ではなくちゃんとした理由を交えて解説してくれる参考書です。 「無機化学が覚えられない、ただ覚えるのが苦痛だと考える人に
おすすめできます」、と普通のレビューでよく見ますが僕が本当におすすめしたいのは「化学に慣れてはきたけど、、機械的に解くだけでなくもっと深く化学を知りたい」と考えている人です。 この本はただの問題集ではなく、教科書に書いてあることより少し突っ込んだ内容を誰でも理解できるように記述されてあります。そのため、無機が暗記ではなくなることのみならず理論化学の問題を解くときにも頭を使えるようになります。理論と無機の融合問題などで力を発揮できるようになるでしょう。
【受験大学・学部】
早稲田大学人間科学部 一般受験
上智大学理工学部 一般受験
明治大学総合数理学部 一般受験
学習院大学理学部 一般受験
青山学院大学理工学部 一般受験
法政大学デザイン工学部 一般受験
法政大学理工学部 一般受験
東洋大学理工学部 一般受験
【受験生へのメッセージ】
受験で大切なことは人に頼ることだと思います。 先生に、家族に、友達に。これは受験が終わった後にも役に立つ重要なことです。
僕はある時まで誰にも頼りませんでした。そのためにすごく苦しみました。予備校に行かせてもらったものの、講師に質問せず、クラス担任にも頼らず、友達もつくらず一人でずっと勉強していました。人に自分のできなさを笑われたくなかったからです。
この間の勉強はとても効率の悪いものでした。わからないこと(なんでもない内容がほとんど)をずっと一人で考え平気で2,3時間を使ったり。偏差値が伸びない不安からネットのレビューを読み漁り参考書をとっかえひっかえしたり。ついに夏休み明けの模試では成績が上がるどころか大きく下がってしまいました。
しかし、秋になってから僕はようやく頼れる人を見つけることができました。その人とやりこむ教材を決めました。そこからはほかの参考書にはわき目もふらずそれだけをやりこみました。そうしてその結果、最終の模試には間に合いませんでしたが実力が上がっていくのを実感できました。やっていることに背中を押されたのがすごく大きかったです。
入試結果は、夏休み段階ではいけると思っていなかった大学への合格を勝ち取れました。
僕はいまでもあのまま一人で勉強を続けていたらと考えるとぞっとします。
受験という皆が不安になる戦いにおいて、自分が行っていることに自信が持てるということは大きなアドバンテージになります。だから不安なこと、わからないこと、知りたいことがあったら迷わずに人を頼るべきです。それは、カッコ悪いことではないと思います。また、自分が利益をもらうだけでもダメです。まわりにそういう一人で戦っている人がいたら、ぜひ力になってあげてください。人に何かをギブすることが、自分にためにもなると思います。 うまく環境を使って合格を勝ち取ってください。応援しています。