東大数学で1点でも多く取る方法 理系編 安田亨|レビューと先輩おすすめの使い方
【書籍紹介】東大数学の過去問89題の解答・解説を収録。応用性に優れた解法、部分点を稼ぎやすい解法を採用。定石の説明、アプローチの仕方なども詳しく解説。「数と 式など」「図形など」「整数」「場合の数・確率」「座標」「数列」「数学IIIの微分積」「曲線」「複素数」「論証」で構成。
【平均評価】★★★★★
【平均難易度】★★★★(難関)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
・過去問が単元別に載っているので演習に向いている
・問題に相対した時の考え方、定石の使い方、別解、問題の背景など解説が非常に充実している
・これを読めば、自分の勉強してきたことを整理することができ、実際の試験で考えればいいことが明確になって安心感を得ることができる
【使用受験生の受験大学】 東京大学 理科一類、早稲田大学 先進理工学部 物理学科、立教大学 理学部 物理学科 、東京医科歯科大学、東京慈恵会医科大学、早稲田大学、慶應大学
※平均評価・平均難易度は先輩受験生による評価の平均。オススメポイントは先輩受験生からのオススメポイントをまとめたもの。受験大学は、先輩受験生が主に受験した大学。
《先輩受験生の評価》
《先輩受験生Kさんの評価》
【難易度】
★★★★★(最難関)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
まとまっている
【受験大学・学部】
東京医科歯科大学
東京慈恵会医科大学
早稲田大学
慶應大学
《先輩受験生Kさんの評価》
【難易度】
★★(発展)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
解説がラフ。過去問が単元別に載っているので演習に向いている。
【受験生へのメッセージ】
自分を信じて頑張ろう。
《先輩受験生の評価》
《先輩受験生Oさんの評価》
【難易度】
★★★★(難関)
※基礎・発展・応用・難関・最難関の5段階評価
【オススメポイント】
東大数学が解こうとしてもほとんど手がつかない状態になっていた直前期に新刊で出ていたこの本に出会い購入しました。大学への数学での記事も好きな安田先生の本ということもありある程度の期待はしていましたが、実際は期待以上の内容でした。
特に役に立ったのが、難問も難問として終わりにするのではなく、文字通り「1点でも多く取る」ための解法を紹介してくださっていることです。私は模試などでも少し難しいと感じるとすぐに飛ばして捨て問にしてしまっていました。ですが、安田先生の示してくれたこの姿勢のおかげで、本番でも難しいと思ってもあきらめずに何とか部分点は取るぞと思い直して取り組むことができました。
この本は、もちろん自分で問題を解いてから解説を読むべきだあとは思いますが、直前期は解説を読むだけでも十分助けになると思います。問題に相対した時の考え方、定石の使い方、別解、問題の背景など解説が非常に充実しています。これを読めば、自分の勉強してきたことを整理することができ、実際の試験で考えればいいことが明確になって安心感を得ることができます。
東大数学に不安を感じている人は、一度はこの本に目を通してみるといいと思います。
【受験大学・学部】
東京大学 理科一類
早稲田大学 先進理工学部 物理学科
立教大学 理学部 物理学科
【受験生へのメッセージ】
受験勉強は長く辛いもので、時にはやめてしまいたくもなります。ですが努力は続けてこそ力になります。友達や先生、家族など周囲の人も借りながら1年間努力してください。きっと「あきらめなくてよかった」と思える日が来ます。